2015年7月22日

何が必要?会社案内の基本構成とコンテンツとは

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会社案内の基本構成とは?

会社

「よくある会社案内じゃ駄目!!」

このような声はよく聞きます。確かに、尖ったデザインや企画で作られたパンフレットの中には素晴らしいものがたくさんあります。

ただし、それがあなたの会社案内に適しているかどうかを考えてみてください。変わったデザインや面白い企画にこだわりすぎて、そもそも会社案内の意味を忘れていないでしょうか。

会社案内を作る「何となく」を明確な目的に変える方法

会社案内には、会社案内に適した構成・コンテンツが存在します。お客様が必要な情報とは何なのか。まずは会社案内に入れるべきコンテンツを押さえてください。

今回は、絶対にこれだけは必要な会社案内の基本構成、コンテンツをご紹介します。

会社案内コンテンツ1.事業紹介

事業紹介は、あなたの会社が何であるかを示すために必ず必要な項目です。

内容は主に事業の概要、商品やサービスの2つに分かれます。事業概要は、シンプルな事業概要と会社としての仕事への取り組み方を記載します。

商品、サービスは取り扱い品目が多いほどページ数が必要になるので、会社案内の多くが事業紹介に割かれることになります。

会社案内コンテンツ2.企業理念

会社としてのビジョン、ミッション、社長の経営哲学等を示すページです。ここを疎かにしてしまう会社案内がありますが、実は結構重要なのです。

社外へのアピールという側面ももちろんありますが、むしろ社内に向けてのメッセージと捉えても良いでしょう。

ビジョンやミッションは、その会社にとっての選手宣誓です。歩く方向を示して連帯感を生んだり、常に見られている感覚を社員に持ってもらうために必要なコンテンツです。

会社案内コンテンツ3.会社概要

お客様が一番必要としている情報です。

会社の設立日や住所、電話番号などの基本的な情報を示すページ、その会社が創設された経緯や歴史などを記した沿革、組織図、支社や関連会社などの拠点情報を記載します。

会社案内コンテンツ4.CSR

地域貢献、社会貢献、環境貢献など、その会社の事業活動を通して、一体何に貢献しているかをアピールする場所は必要です。

特にCSRは、企業歴が長いほど、また企業規模が大きいほど、積極的に取り組むべきと思われる節があります。CSRがしっかりと書ける会社案内を作りたいものです。

会社案内コンテンツ5.社員紹介

社内風土や社内環境を理解してもらうためには、社員紹介や社内風景を公開することが1番です。

商品紹介に次いで、デザインや見せ方にこだわることができるのがこのコンテンツになります。

会社案内の基本構成とコンテンツまとめ

今回は会社案内パンフレットを構成するためのコンテンツをご紹介しましたが、企業パンフレットには、商品説明用パンフレット、採用パンフレット、イベント告知用パンフレットなど、さまざまな種類があります。

そして、それぞれのパンフレットを作るために必要なコンテンツが存在します。それぞれの特徴や作る際のポイント、パンフレット作成の流れなどはまた別の機会にお話したいと思います。

まずは、パンフレットのページ数の考え方と会社案内の基本コンテンツを押さえておいてください。

会社案内を作ったことがない方や会社から会社案内作成担当者に任命されてしまった方は、ぜひ以下も参考にしてみてください。会社案内をどう作ったら良いか、解説しています。

初めての会社案内作成!担当者が決める9つのこと