2016年6月22日
チラシやDMの集客率がアップする地図の条件とは?
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地図は来店率を左右する
チラシはいくつかの要素によって成り立っていますが、集客を目的としたチラシにおいて絶対に必要なのは「わかりやすい地図」です。
以前も、来店促進するチラシの要素として挙げています。
売れるチラシの要素1.内容が1秒で伝わるものにする
売れるチラシの要素2.広告目的は1つに絞る
売れるチラシの要素3.お店の地図は誰にでもわかりやすいもの
売れるチラシの要素4.電話番号、自社サイト表示はわかりやすく
売れるチラシの要素5.写真によってイメージをさせる
売れるチラシの要素6.口コミ、レビューを載せる
売れるチラシの要素7.写真に端的なキャプションを入れる
売れるチラシの要素8.ベネフィットを明確にする
売れるチラシの要素9.チラシに有効期限を持たせる
売れるチラシの要素10.効果測定要素を持たせる
逆に、わかりにくい地図を載せたときの機会損失は大きなものです。
広告スペースを優先してしまい、簡略地図しか記載していないチラシを見かけますが、これは非常にもったいない行為です。
いくら打ち出したい内容が重要でも、集客目的である以上、顧客にそのお店に行くイメージをさせなければいけません。
「地元の人ならわかるだろう。」という考え方は危険です。地図は詳細までわかりやすく作り、周辺写真があるとなお良いですね。
確かに「行ってみたいな」と思ったお店も、途中で迷ってしまったり地図がわかりづらいと、お店に行く気持ちが萎えてしまいます。それどころか、お店に対する信頼すら失うかもしれません。
では、わかりやすい地図とはいったいどんな地図なのでしょうか?
そこで今回は、売れるチラシのためのわかりやすい地図の条件についてご紹介したいと思います。
わかりやすい地図の条件1.方位マークがある
方角がわからないと、まったく別の方向に進んでいたという間違いも起きやすくなります。
基本的に地図は、東西南北がわかるようにかきましょう。
そのためには以下のような方位マークが必須です。
わかりやすい地図の条件2.ランドマーク(目印)がある
地図には、お店の位置がわかるよう、駅やバス停などランドマーク(目印)となる場所を必ず記載しましょう。特に都内は最寄り駅の表示が必須です。
改札口や地下鉄の出口の名前も入れてあげると尚良いでしょう。
他には、公共施設・郵便局・コンビニ、有名チェーン店など建物を地図に入れてみてください。
車で移動する人のために、「甲州街道」「国道246号線」などの道路名も表示しておいた方が良いでしょう。
わかりやすい地図の条件3.ランドマークからの距離、位置が補足されている
ランドマークからの距離や位置を補足してあるのも、良い地図の条件です。
「1Fにコンビニがあります」
「駅徒歩◯分」
「セブンイレブン◯◯店隣」
「吉野家向かい」
など、ランドマークからの距離や位置がわかると迷いにくくなります。
わかりやすい地図の条件4.電話番号が書いてある
道に迷ったら気軽に電話できるよう、地図の近くに電話番号を掲載しましょう。
併せて「途中で迷ったらお気軽にお電話ください」とあれば、読み手にとって電話をかける心理的なハードルも低くなります。
可能であれば「お迎えにあがります」と書いておくのも良いですね。
そうすることで確実に来店に繋げることもできますし、お客様が迷うポイントを把握できるため、今後の地図の改善策にも使えます。
わかりやすい地図の条件5.駅までの道筋を写真でフォロー
分かりづらい、または駅から遠いところにあるお店は、駅やバス停などからの行き方を写真で補足説明すると良いでしょう。
携帯電話を持っていない人や電話が苦手な人にも有効ですし、何よりわかりやすいです。
間違いなく到着したことがわかるよう、お店の外観や看板の写真も必ず掲載してください。
また、道筋だけじゃなくランドマークになる場所も写真があるとわかりやすいですし、電話がかかってきたときにも案内が簡単です。
わかりやすい地図の条件6.デザイン性よりわかりやすさ重視
美容院やカフェなどはチラシやDMもオシャレなデザインが多く、トーンを統一するために地図が小さくなってしまったり全て英語表記だったりと、情報が少なくシンプルになる傾向があります。
デザイン性の高い地図は、ブランディングにもなるし確かにオシャレな印象にはなるのですが、お客様にとってわかりづらくなりがちです。
チラシを見てせっかくお客様が興味を持ったのにも関わらず来店率が下がっては本末転倒です。
オシャレなのは良いことなのですが、地図はわかりやすさを優先しましょう。
チラシやDMに必要なわかりやすい地図まとめ
地図の良し悪しが来店率や売上を左右するといっても過言ではありません。
駅やバス停から遠い、狭い道や路地裏にあるお店、目立たない場所にあるお店は、特に地図に力を入れる必要があります。
また、地域密着型ビジネスの場合でも「地元の人や、土地勘がある人なら大丈夫だろう」と地図を疎かにしてしまうのは危険です。
なぜなら、行ってみたいと思わせるには見て瞬時に「すぐに行ける」「あそこにあるんだ」と想像できる地図でなければいけないからです。
もしあなたが店舗型ビジネスのDMやチラシを作ることがあれば、今回の記事を参考に地図のわかりやすさを意識してみると良いでしょう。