2016年8月1日

ダメな会社案内によくある5つの特徴

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

ダメな会社案内とは?

会社案内は、会社の顔とも言われています。

では「良い会社案内」とはどのような会社案内なのでしょうか。

差別化を図ろうとして尖ったデザインにしたり、斬新なコンテンツを掲載したりすれば良いというわけではありません。

「よくある会社案内じゃ駄目!!」

このようなフレーズはよく聞きます。確かに、尖ったデザインや企画で作られたパンフレットの中には、素晴らしいものがたくさんあります。

ただし、それがあなたの会社案内に適しているかどうかを考えてみてください。変わったデザインや面白い企画にこだわりすぎて、そもそも会社案内の意味を忘れていないでしょうか。

参考:
パンフレットページ数の決め方と会社案内の基本コンテンツとは

あなたの会社の会社案内は、会社の良さを伝えているでしょうか?

ダメな会社案内とはいったいどんなものでしょうか?

そこで今回は、ダメな会社案内によくある5つの特徴をご紹介したいと思います。

ダメな会社案内1.必要な情報がない

会社案内は会社の顔です。

そのため「どのような企業なのか」が即時に理解できる内容と、情報の一覧性が会社案内には必要です。

一般的な会社案内であれば、約1〜2ページで、会社概要や組織図、事業内容や沿革等が掲載されており、どのような企業なのか即時に理解できます。

参考:
会社案内は必要か?パンフ型の役割とコーポレートサイトとの違い

必要な情報が欠けていないかを、しっかり確認してください。

ダメな会社案内2.会社のイメージとデザインが合わない

いくらデザインがおしゃれでかっこよくても、その会社が何を扱っているのか、何を”売り”にしているのか、どういう雰囲気の会社なのかが伝わらなくては、会社案内の意味を為しません。

また、会社や業界のイメージにそぐわないデザインや配色になってしまっていてもダメです。

ITは青、食品は赤…業界別に見るイメージカラーやデザインとは

会社のイメージと合っているのかどうか、見直してみましょう。

ダメな会社案内3.知りたい情報が直観的にわからない

直感的にわからないというのは、読み手が知りたい情報がすぐに把握できない、つまりデザインや構成に問題があるということです。

コーポレートサイトと会社案内の大きな違いは、情報の一覧性です。

一般的な会社案内であれば、約1〜2ページで、会社概要や組織図、事業内容や沿革等が掲載されており、どのような企業なのか即時に理解できます。

参考:
会社案内は必要か?パンフ型の役割とコーポレートサイトとの違い

一覧性があるとは、パッと開いて知りたい情報がどこに掲載されているのかがわかるということです。

ダメな会社案内は、「ここを見たら次はここを見る」というような目線の誘導や、見出しがわかりづらく、読み手が知りたい情報に瞬時にアクセスが出来ないのです。

動線

ダメな会社案内4.コピーが悪い

キャッチコピーや見出しはもちろん、テキストの質が悪いのも問題です。

悪いコピーには、以下のような特徴があります。

専門用語を多用

専門用語は適度に必要ですが、多用するとわかりにくい文章になる場合があります。

抽象的な表現

まわりくどい文章や抽象的な表現は、読み手の関心を失わせます。

長過ぎる文章

文節が長かったり、適度な改行がないと読みにくい文書は、読み手を疲れさせるため、目を通してくれなくなります。

ダメな会社案内5.画像が悪い

使用する写真の解像度が低かったり、会社のイメージにそぐわない写真やイラストを使用したり、内容に関係ない画像を使用するのはNGです。

トップ挨拶に使用する代表の顔写真や従業員の表情もチェックしましょう。

特に代表の写真は必ずプロにお願いしてください。

また暗い表情は絶対にNGです。従業員が笑顔で働いている様子や真剣な表情をピックアップしましょう。

それぞれのコンテンツに適した写真を使いましょう。

ダメな会社案内によくある5つの特徴 まとめ

冒頭では斬新すぎるのも考えモノ…とお伝えしていましたが、保守的になっても印象に残らないものになってしまいます。

さじ加減が難しいのですが、会社案内の本来の目的を果たしつつ、個性を出すことが大事です。

また、写真の質、テキストの量、レイアウトやデザイン、その企業ならではのコンテンツなどをバランスよく配分しながら、企業の良さを伝える会社案内を目指しましょう。