2021年3月16日

記念誌を初めて担当される方へ。記念誌の基本構成と装丁

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10年、30年、50年、100年等の節目ごとに制作される記念誌。

団体・協会に所属される皆様の中には、これから記念誌をご担当される方、初めてご担当される方もいらっしゃると思います。

「記念誌」とはどのようなものか、目的や構成をご説明したいと思います。

記念誌制作の目的

記念誌制作の主な目的は、過去の資料や写真など記録として残し、今までの取り組みや発展の経緯などをこれからの世代に伝えることです。

社内教育はもちろん、会社のPRやブランディングにもつながります。

過去のあゆみをまとめることで、今後のさらなる発展に向けたビジョンや指針づくりにも活用することができます。

基本構成

前付け

・口絵…写真などで構成されたページで、足跡などをビジュアルで見せるページです。写真が映えるようにカラーや紙質を変えるなど工夫も可能です。

・目次…全体の構成を目次にまとめます。

・代表者挨拶…発行の意義や目的、今後の抱負を述べます。

・祝辞…関係団体などのお祝いのコメントを掲載します。

本文

・座談会・寄稿…団体・協会で過去に多大な功績を持つ方による座談会や、外部の関係者より意見を集めた内容を掲載します。

・あゆみ…団体・協会のこれまでの歩みや歴史を掲載します。国の施策や、その年の出来事など時代背景も掲載することによって、よりわかりやすく読んでもらうことができます。

資料

年表、事業一覧、組織図、役員一覧、全国大会一覧など

後付け

あとがき(編集後記)、索引、奥付など

装丁について

装丁については下記の仕様が一般的です。

上製本

丈夫で固いハードカバーを使って作る製本タイプです。 表紙の芯になる厚手のボール紙に、布や紙など(クロス)を貼り合わせることで、丈夫でしっかりとした上製本の表紙(ハードカバー)が出来上がります。

また、クロス、箔押し、スピン加工、函の作成などと組み合わせることで、より豪華な記念誌になります。

上製本は耐久性に優れ、長期の保存に適しています。永きにわたって読み継がれる社史や記念誌に選ばれる傾向が強いです。

並製本

アジロ綴じ、無線綴じなどの糊綴じ製本に代表される製本方法で、上製本と比較すると製本工程がシンプルかつ短時間で製本することができます。制作期間の短縮や、コストを抑えることが可能です。

最近では糊の性能も高くなったことで耐久性も増し、記念誌の製本方法に選ばれるケースも増えています。

まとめ

まずはオーソドックスな基本構成に沿って企画していき、その中でオリジナリティを出したり、企画を加えたりされています。また、同じ構成でも載せる情報や、デザイン、見せ方によって読ませる演出も可能です。

最近の傾向として高額な上製本をやめ、並製本で製本コストを抑え、その分カラー頁を増やしデザインや見せ方など、読ませる工夫や内容を充実させたいといった要望も増えて来ております。 

ぜひ、皆様も様々な視点から記念誌の制作について考えてみてはいかがでしょうか。

 

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