2021年10月5日
読者の興味を惹く、読まれる表紙のポイント
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機関誌・広報誌は発行元にとって顔となるとても大事な媒体です。
特に、読者への情報提供とつながりを考えれば、少しでも手に取って読んでいただきたいですよね。
「読んでみたい」「面白そうだな」と思ってもらうため、機関誌・広報誌の第一印象を決めるのが「表紙」です。
今回は、読んでみたいという思わせる工夫を簡単にご説明いたします。
表紙の基本要素
・タイトル
・文字情報(コンテンツ)
・デザイン
の3つが表紙の基本要素となります。
基本要素①タイトル
機関誌のタイトルも読者の注目を集める重要な要素です。
「月刊○○」や「○○だより」のように何の冊子なのか一目でわかるタイトルや、発行目的や理念を込めて読者にメッセージを伝えるタイトルなどがあります。
すでにある言葉と、発行元の名前を組み合わせた造語などもオリジナリティが出て愛着を持ってもらいやすいです。
ただ、長すぎると読者に浸透しにくくなってしまうので注意しましょう。
基本要素②文字情報
表紙には、目次や見出しなど、本文に掲載されるコンテンツについて記載することがあります。
しかし、情報が多すぎると文字情報が表紙を圧迫し、ビジュアルを損ねる傾向があります。「何を伝えたいのか」「何が掲載されているのか」が埋没してしまわないよう、表紙に入れる文字情報はできるだけ簡潔にしましょう。
一番読んでもらいたい記事(特集)、読者が楽しみにしている読み物(連載)、お役立ち情報など、文字の大きさや色でメリハリをつけ、興味を惹きつけることができます。
表紙を一目見て、その号で「伝えたいこと」、読者に「面白そうだな」「読んでみようかな」と思わせる工夫が必要です。
基本要素③デザイン
表紙において、タイトルや文字情報も重要ですが、やはり要となるのがデザインです。
ぱっと見て読者の興味を惹き、「読んでみたい」と思ってもらえるようなデザインにしましょう。
表紙に写真やイラストを使用されるケースも多いかと思いますが、その素材の質を上げることでも印象が大きく変わります。
内容に沿ったイラストやデザインを描き起こしてもらったり、機関誌内で取材した人や実際に働いている人の写真を使用したりすることで、オリジナリティあふれる表紙になります。
もちろん、費用面で難しい場合や、表紙に耐えられる画質の良い素材が手に入らない場合もあるかと思います。
そんなときには、以前ご紹介した素材サイトを活用することで、質の高い素材が比較的安価に入手することができます。