2021年2月19日
誌面の余白を埋める「埋め草」【無料素材あり】
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機関誌を見ていると、誌面に広い余白が出来てしまっていることがあります。
これは、原稿の文字数が誌面に対して多かったり少なかったりすることで生まれるものです。
自分で書く原稿であれば修正もできるのですが、依頼原稿の場合にはなかなかそうはいきません。特に月刊誌など、発刊ペースの早い機関誌では依頼先への確認の時間も無く、そのまま掲載せざるをえない場合も多いでしょう。
そんなとき、余白を埋めるために使われるのが「埋め草」です。
「埋め草」の語源は、戦における城攻めの時、堀を埋めるために使った草のことだそうです。空いたところを埋めるという意味から転じて使われるようになったのだとか。
「埋め草」には、記事、写真、イラストなどさまざまなものがあります。
記事型の埋め草
本編の補足記事や、本編とは全く関係のないオマケ記事などを入れて余白を埋める方法です。
オマケ記事とは、たとえば専門用語の解説や豆知識、時事、雑感などなど。もしくはクイズやクロスワードパズルなどのゲーム要素を盛り込んでも面白いですね。
読者にとっては息抜きになり、機関誌をより楽しく読んでもらえるメリットがありますが、一方で記事の執筆には時間と手間がかかります。原稿依頼をかける場合はなおのことです。
そのため、普段から記事のネタをストックしておくなど、余白が出たときにすぐに挿し込めるようにあらかじめ準備しておくことが重要です。
最近ではクラウドソーシングサービスといって、フリーランスのライターなどに記事を簡単に発注できるインターネットのサービスも普及していますので、人手が足りない場合にはこうしたサービスを利用するのも有効な手段です。
写真、イラスト型の埋め草
記事本編に関わる写真やイラストがあれば、それを使わない手はありません。
本編に関わらない写真・イラストであっても、前段の記事型と組み合わせて文章+写真・イラストの埋め草を作るとよいでしょう。
また別の機会で紹介しますが、今はインターネット上で無料で使用できるライセンスフリー(商用目的などで使用しても問題のない)の写真やイラストが数多く提供されています。
こうした素材を上手く利用して、機関誌を華やかに飾りましょう。
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イラストは機関誌の制作などを始め、自由にお使いいただけます。
(ただし、これらのイラストを再配布することや公序良俗に反する用途への使用は禁止しています。)
ぜひ、ご利用ください。