2021年6月22日
読者が読みたい記事ネタ:ワークライフバランス
この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
機関誌や広報誌、社内報制作において難しいのが記事ネタ探し。
読者の興味を惹く最適なテーマがあれば良いのに…という方に今回は「ワークライフバランス」に関する記事づくりをご紹介します。
昨今、働き方改革に代表されるようなワークライフバランス促進の動きが活発になっており、読者の関心も非常に高い内容です。
それでは、ワークライフバランスに関するどんな記事を書けば読者の興味を惹き付けることができるのか、具体的なテーマをご提案していきます。
1.勤務時間の短縮・フレックス勤務などの実施体験談
出産を控えた社員や子育てをしながら勤務する社員のための時短勤務、フレックス勤務を実施している企業の体験談を聞く記事です。
この場合は、従業員本人に聞くよりも経営者や管理職の方を対象に取材をするとよさそうです。
実施状況や周囲の反応、どのように実務をカバーしているのか、ほかの従業員に負荷が増えていないのか、モチベーションのマネジメントはどのようにしているのか、などを客観的な視点から聞き取ることができます。
また、取材が難しい場合には、一斉にアンケートを送付し、回答を収集することでも記事をつくることはできます。
アンケートの回答欄は自由記入だけでなく選択肢も用意しておくことで、回答者の負担を軽減し、回収率が上がりやすくなります。
2.テレワーク(在宅勤務)の実例紹介・インタビュー
新型コロナウイルスの感染拡大によって、全国的にテレワークが普及している昨今。
通勤の時間ロスやストレスから解放され、自宅ですぐに仕事ができるようになる一方で、オンオフの切り替えが難しい、対面コミュニケーションが減る、業務成果が測りにくい、結局は出社しないとできない業務があるので会社にいる社員の負担になってしまう、などなど…さまざまな課題も指摘されています。
企業ごとに状況は異なりますので、どんなメリットがあり、どんなデメリットがあるのか、いろんな人の声を聞くことで自社に活用できます。
こちらの記事では経営者や管理職だけでなく、テレワークを実践している本人の声も大いに参考になるでしょう。
もちろん、アンケートを実施して記事をつくるのにも向いているテーマです。
3.作業効率化の工夫
「とにかく時間がかかって残業が当たり前になっている」「作業時間を削減する方法が見つからない」
これらは多くの企業がもつ悩みの一つだと思いますが、自分たちはすごく悩んでいるのに、他の会社では同じような課題をすでにクリアしている…なんてこともあるかもしれません。
そうした有益な情報提供のために、会員企業がどんな工夫をして仕事を効率化しているのか、紹介する記事はいかがでしょうか。
作業手順の見直し、マニュアルの作成、システムの導入、自動化、外注…各社のいろいろなアイデアは、きっと他の読者の役に立つはずです。
取材に行ければベストですが、難しければメールでのやりとりや電話での聞き取りでも情報を集めることができます。
4.終業後やプレミアムフライデーの過ごし方
ワークライフバランスの実践が広がる中で意外と多いのが「早く仕事が終わっても、やることがない」という声です。今まで仕事を一生懸命こなしてこられた方の中には、そうした方も少なからずいらっしゃるということだと思います。
そこで、仕事を終えたあとは皆さんどのように過ごされているのかを聞いてみましょう。
ここでのポイントは「習い事」「趣味」のような曖昧な括りで終わらせないことです。習い事なら、何を習っているのか。英会話?ヨガ?絵画?…いろいろありますよね。そこまで踏み込んで情報を集めることで、本当の意味で読者の興味を惹き付けることのできる記事ができます。
ユニークな過ごし方をしている人がいれば、直接話を聞きに行くのも面白いかもしれません。ただ、多数の方の声を集めたほうが記事は作りやすいと思うので、初めはアンケートを使うとよいかと思います。
まとめ
今回はワークライフバランスをテーマに具体的な記事づくりについてご紹介しました。
読んでいてお気づきかもしれませんが、ほぼ全て取材を前提としていますが、一方でアンケートやメールなどで材料を集めることもできる記事です。取材は難しいけどアンケートなら…と思った方がいれば、ぜひ試してみてください。
今はこうしたアンケートを代行し、インターネットを介して回答を収集してくれるようなサービスもありますので、それらを活用するのも選択肢の一つですね。
以下の記事でアンケートに関する紹介しているのでぜひ読んでみてください。