2025年1月23日

初心者にもおすすめ!使いやすいガントチャートツール6選

ガントチャートツール

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

ガントチャートとは?

ガントチャートとは、プロジェクト管理やタスク管理などで使われる、工程表の一種です。

一般的には、縦軸にタスクや担当者名、開始日・完了日を、横軸に日付や進捗率などを設定し、各タスクの進捗状況を横棒グラフで表します。これにより、「どの作業がどれくらい進行しているのか」を一目で把握することができます。

ガントチャートを使用することで、各作業の進捗やスケジュールが可視化され、プロジェクトの進行状況の確認やタスク管理を効率的に行うことができます。また、メンバー間で進捗状況を共有できるため、進捗が遅れているメンバーのフォローやタスクの調整などにも迅速に対応可能です。

ガントチャートは、以下の記事でご紹介したようにExcelを使って作成することもできますが、専用のガントチャートツールを活用すれば、より簡単に作成でき、メンバー間での共有もスムーズに行えます。

専用のガントチャートツールは、工程ごとの進捗や担当者の割り当て、リソース状況を可視化するだけでなく、タスク管理や工数管理といった便利な機能も搭載されており、さらに効率的な管理が可能です。

また、ガントチャートはプロジェクト管理にとどまらず、引き継ぎ業務のスケジュール管理や教育プログラムの進捗管理、社内報・広報誌といった発行物の進行管理にも役立ちます。

そこで今回は、初心者でも使いやすいガントチャートツールをご紹介いたします。

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初心者でも使いやすいガントチャートツール

1.Brabio!(ブラビオ)

ブラビオ_キャプチャ

Brabio!は、20万社以上が導入している、クラウド型のガントチャートツールです。
「初心者専用のツール」として設計されており、マウス操作で簡単にガントチャートを作成できる直感的な操作が魅力です。

5人までであれば期間の制限なく無料で利用可能なため、「まずは試してみたい」という方にもおすすめです。

各工程における進捗率の入力管理やExcel・CSVへの入出力、マイルストーン(プロジェクトにおける中間目標)の設定、各担当者のリソース状況の把握、社外メンバーとの共有など、プロジェクト管理に必要な多彩な機能が備わっています。

サービス名称 Brabio!(ブラビオ)
URL https://brabio.jp/
料金 5ユーザーまでは無料

有料プランは3,300円/月(10ユーザーまで)~

2.みんなでガント.com

みんなでガント_キャプチャ

みんなでガント.comは、クラウド型のガントチャートツールです。
ドラッグ&ドロップで操作できるほか、30分単位の詳細なスケジュール作成やExcelへのデータ出力、To Do管理など、幅広い機能が備わっています。

作成したガントチャートはPCだけでなく、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンからも管理可能です。

また、他のメンバーが行った更新内容を通知する機能や、閲覧専用URLを設定できる機能もあり、チームやグループなど複数人でのプロジェクト管理にも最適です。

サービス名称みんなでガント.com
URLhttps://www.minna-de-gantt.com/
料金 1,800円/3か月(10ユーザーまで)~

15日間の無料トライアルあり

3.jooto(ジョートー)

jooto_キャプチャ

jootoは、40万人以上が利用している、タスク・プロジェクト管理ツールです。
タスクの期限を入力するだけでガントチャートが自動生成されるほか、マウス操作で手軽にガントチャートを作成できるなど、使いやすさとシンプルなデザインが特徴です。

ガントチャートに加えて、付箋のようにタスクを担当者やプロジェクトごとに管理する機能や、重要度や優先度にもとづいてタスクを管理する機能も搭載されています。

さらに、GoogleカレンダーやSlackなど外部ツールとの連携や、タスク内でメンバーとコミュニケーションをとることもできるため、情報共有の漏れを防ぎ、マネジメントの効率化にもつながります。

サービス名称 jooto(ジョートー)
URLhttps://www.jooto.com/
料金417円/月(1ユーザーあたり)~

31日間の無料トライアルあり

4.Backlog(バックログ)

バックログ_キャプチャ

Backlogは、社内外のメンバーと情報共有や課題管理ができる、タスク・プロジェクト管理ツールです。
各メンバーの進捗状況を一覧で確認できるほか、Wikiやファイル管理機能など、プロジェクト管理に特化した機能が豊富です。

ガントチャートはスタンダードプラン以上で利用可能で、担当者の割り当て、進捗の色分け、マイルストーンの設定といった基本機能に加え、各工程に関連する課題を紐付けることもできます。

サービス名称 Backlog(バックログ)
URLhttps://backlog.com/
料金10ユーザーまでは無料(一部機能制限あり)

有料プランは2,970円/月~(30ユーザーまで)

30日間の無料トライアルあり

5.Share gantt(シェアガント)

シェアガント_キャプチャ

Share ganttは、チーム全体の心理的安全性を重視して設計されたプロジェクト管理ツールです。シンプルで使いやすい操作性と直感的なUIで、初心者でも手軽にガントチャートを作成することができます。

円滑なコミュニケーションをサポートする機能が充実しているのが特徴で、進捗管理やチャット機能など、ガントチャートに必要な基本機能はすべてのユーザーが無料で使うことができます。

また、AIガントチャート機能を活用すれば、プロジェクト名やキーワードなどの情報を入力するだけで、AIがガントチャートを自動生成してくれます。

サービス名称 Share gantt(シェアガント)
URLhttps://sharegantt.com/
料金1ユーザーまでは無料

有料プランは500円/月~(3ユーザーあたり)

30日間の無料トライアルあり

6.Lychee Redmine(ライチレッドマイン)

Lychee Redmineは、7,000社以上の導入実績を誇るプロジェクト管理ツールです。
ガントチャートだけでなく、進捗管理、工数管理、予算管理、レポート作成など、プロジェクト管理に必要な機能が幅広く備わっています。

特に、充実したサポート体制が特徴で、無料のメールサポートに加え、有償の定着化支援、月1回のアップデートなど、初心者でも安心して利用できる環境が整っています。また、必要に応じて拡張機能を追加できるため、自社のニーズに合わせてカスタマイズが可能です。

さらに、クラウド型とオンプレミス型のどちらにも対応しており、自社サーバーでの運用が必要な場合にも適しています。

サービス名称 Lychee Redmine(ライチレッドマイン)
URLhttps://lychee-redmine.jp/
料金無料プランあり(一部機能制限あり)

有料プランは900円/月~(1ユーザーあたり)

30日間の無料トライアルあり

まとめ

今回は、日本国内のツールをメインに、初心者でも使いやすいガントチャートツールをご紹介しました。

これらのツールをうまく活用することで、課題が可視化され、業務効率の向上やコスト削減も期待できます。「タスク漏れが多い」「リソースが足りない」「プロジェクトが遅延しがち」といった課題を抱えている方は、ぜひ一度試してみてもいいかもしれません。

無料プランやトライアル期間が設定されているツールもあるため、実際に使い勝手を確認しながら、自分に合ったツールを見つけてみてください。

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