2023年12月11日

書き損じ・余った年賀はがきは交換可能!手数料や交換期間を解説

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「年賀状の宛名やメッセージを書き損じてしまった…」「多めに購入していた年賀はがきが余ってしまった…」「何年も前の未使用の年賀はがきをずっと保管している」といった経験のある方は多いのではないでしょうか。

仕方なくそのまま処分している方も少なくないかもしれませんが、このような書き損じや未使用の年賀状は切手や他のはがきなどと交換することができます。

そこで今回は、年賀はがきと交換できるものや交換期間、交換にかかる費用などをご紹介いたします。

交換できる場所・もの

年賀はがきの交換は郵便局でのみ対応しています。
年賀はがきはコンビニやスーパー、家電量販店などでも販売されていますが、交換はできないので注意が必要です。

年賀はがきを近くの郵便局に持っていくことで、以下のものに交換してもらうことができます。

◆郵便局で年賀はがきと交換できるもの
・普通切手
・郵便はがき
・年賀はがき
・郵便書簡
・レターパック
・スマートレター

交換できる期間

年賀はがきを切手などと交換する場合、基本的には交換期限はありません。
ただし、新しい年賀はがきと交換する場合には、その年の年賀はがきの販売期間内のみ交換可能です。

「年賀状作成中に書き損じてしまい、足りなくなったので新しい年賀はがきと交換したい」といった場合には、その年の年賀はがきの販売期間内に交換するようにしましょう。例年、年賀はがきの販売期間は11月~翌年の1月上旬とされています。

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無料で交換できる場合

購入する年賀はがきの種類を誤った

年賀はがきには「普通紙」「インクジェット紙」「インクジェット写真用」など、さまざまな種類があります。

「インクジェック紙の年賀はがきを購入するつもりが、誤って普通紙の年賀はがきを購入してしまった……」というように、購入する年賀はがきの種類を間違えてしまった場合でも、当年度発行の未使用の年賀はがきであれば、購入したかった種類の年賀はがきと無料で交換することができます。

年賀状を準備していたが喪中になってしまった

「年賀状を出すつもりで準備していたが、身内に不幸があり年賀状を出せなくなってしまった」という場合、持っている年賀はがきの販売期間内であれば無料で切手や通常はがきなどと交換することができます。この場合、すでに完成している年賀状であっても消印がなければ交換可能です。

交換の流れとしては、郵便局の窓口へ行き、喪中になったことを伝え、窓口でもらえる専用の用紙に「住所」「氏名」「亡くなった方との続柄」を記入すれば手続き完了です。

喪中はがきに使える弔事用切手や通常はがきへの交換も可能なため、使わなくなった年賀はがきを無駄にすることなく有効活用できます。

交換手数料がかかる場合

上記以外の場合は、所定の手数料を現金もしくは切手で支払うことで交換することができます。

基本的な手数料は1枚あたり5円ですが、レターパックやスマートレターと交換する場合は手数料5円に加え、年賀はがきとの差額分の支払いが必要です。

また、1回に交換する年賀はがきの枚数が100枚以上の場合、交換手数料は1枚につき10円となります。

書き損じてしまった

宛名やイラスト、メッセージなどを書き損じてしまった場合、手数料を支払うことで切手や郵便はがきなどと交換することができます。年賀はがきの販売期間内であれば、新しい年賀はがきと交換することも可能です。

例えば、書き損じた年賀はがき10枚を新しい年賀はがきに交換したい場合は、10枚×5円=50円の手数料となり、年賀はがきを購入しなおすよりもお得に交換することができます。

印刷ミスをしてしまった

自宅のプリンターで年賀状を印刷している際、インクがかすれてしまったり、印字がずれてしまうなど、印刷ミスが発生するケースもあるかと思います。

そのような場合も書き損じと同様に、1枚あたり5円の手数料を支払うことで切手やはがきなどと交換ができます。年賀はがきの販売期間内であれば、新しい年賀はがきと交換することも可能です。

古い年賀はがきを交換したい

余った古い年賀はがきをそのまま保管している、という方も多いかと思いますが、5年前、10年前といった古い年賀はがきも未使用であれば手数料を支払うことで交換ができます。

ただし、古い年賀はがきから新しい年賀はがきへの交換はできず、切手や郵便はがきなどとの交換となります。つまり、2020年の年賀はがきを2024年の年賀はがきに交換する、ということはできません。

交換手数料は書き損じの年賀はがきと同じく1枚につき5円(100枚以上の場合は1枚につき10円)ですが、2018年以前の年賀はがきの場合は現在とはがきの販売価格が異なっているため、手数料に加えて差額を支払う必要があります。

例えば、2018年の年賀はがきを通常はがきに交換したい場合、交換手数料のほかに、2018年の年賀はがきの販売価格(52円)と現在のはがきの販売価格(63円)の差額である11円が必要となるいうことです。

◆交換時に発生する費用(1枚あたり)
 交換手数料(1枚あたり5円)+{交換したいものの販売価格-手持ちの年賀はがきの販売価格}

交換できない場合

料額印面が汚れている

料額印面(りょうがくいんめん)とは、はがきの宛名面にある、料金や絵柄が記載されている部分のことです。切手の役割をしているため、この部分が汚れていたり損傷している場合は未使用であっても交換することができません。

年賀はがき_料額印面

投函後に戻ってきたもの

年賀状の宛名に不備があったり受け取り側が転居していた場合、差出人の住所まで返送されてきますが、このように投函後に戻ってきた年賀はがきは交換の対象外となります。

宛先に届いていない場合であっても、投函された年賀はがきには消印が押されているため使用済み扱いとなり、交換することはできません。

まとめ

今回は、年賀はがきと交換できるものや交換期間、交換方法についてご紹介しました。

注意して作成していても、どうしても書き損じや印刷ミスが発生してしまうことはあります。そのような場合もすぐに処分せず、郵便局ではがきや切手に交換することで不要な年賀はがきを有効活用できるでしょう。

場合によっては手数料がかかってしまいますが、新しく購入するよりもお得に交換することができますので、ぜひ参考にしてみてください。

郵便局によって対応範囲や条件が異なるケースもありますので、詳しくはお近くの郵便局にご確認ください。

参考:書き損じはがき・切手の交換 – 日本郵便

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