2021年9月24日
意外と知らない…記号の種類
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皆さん上記の記号を見かけたことがあるかと思います。
よく見かけはするものの、それぞれ使い方や読み方まではご存知ない方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな記号の種類を整理していきましょう。
( )
丸括弧(まるかっこ)
「パーレン」とも呼ばれ、語句の読みを表記する場合や、情報を補足する場合に用いられます。
このページの中でも“丸括弧(まるかっこ)”のように読み方を記載するのに使用しています。
「 」
鉤括弧(かぎかっこ)
主に引用や会話を表す際に用いられます。
「 」が鉤の形に似ていることから名前が付けられました。
鉤・鈎(かぎ、こ、こう、はり、ち、はぜ、つる)は、 先が曲がった棒状の、もっぱら金属製の器具である。曲がった部分を何かに引っ掛けて使う。
引用:wikipedia
『 』
二重鉤括弧(にじゅうかぎかっこ)
「 」と混同してしまいがちな『 』ですが、会話の中で他の人の言葉を引用する場合や、書籍や新聞の名前を記載する際に使います。
(例)「先生が『明日までに提出してください』って言っていたよ!」と友達から連絡があった。
【 】
墨付き括弧(すみつきかっこ)
「墨付きパーレン」とも呼ばれ、強調したいときや目立たせたい場合に用いられます。
メールの件名でも以下のように使われることが多いです。目に留まるので、チェックしてもらいやすくなります。
(例)件名:【要返信】○○会議の日程調整について
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角括弧(かくかっこ)
「ブラケット」とも呼ばれ、文中の説明の正確を期する場合や、翻訳などで訳者などが文章を付け加える場合などに用いられます。
,(コンマ)
文字や数字を区切る際に使用されます。
(例)14,500円
:(コロン)
文や意味の切れ目の表示(時刻や経過、所要時間、項目など)に用いられます。
英語などの文中では、「つまり」のように言い換える役割を持っています。
また、見出しとその内容を区切るために使用されるケースも多いです。
(例)開場:18時30分 開演:19時30分
;(セミコロン)
コロンの半分という意味です。接続詞のような意味合いで用いられます。
日本語においてはあまり使用される場面は多くありませんが、英文において使用されるときは、前後の文の関連性を表しています。
.(ピリオド)
英文において「。」(句点)と同じく終止符として用いられます。
また、「0.05%」のように小数点としても使われます。
なお、コンマ(,)→セミコロン(;)→コロン(:)→ピリオド(.)の順で切れ目の比重が大きくなります。
まとめ
今回は普段よく目にしている記号についてまとめました。
ひとつの文中でさまざまな記号を多用しすぎるとわかりにくくなってしまうこともあるので、「強調するときはこの記号」「区切るときはこの記号」というように統一しておくと混乱が少なくなると思います。
意味をおさらいし、今一度整理してみてください。