2022年8月3日
アンケート回収率UP?!料金受取人払いとは

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
アンケートや申込書などを受け取った際に、返信用封筒に「料金受取人払い」と記載されているのを見たことはありませんか?
これは郵便局の「料金受取人払い」というサービスを利用して、返信する際に差出人が料金を負担せずに郵送できるというものです。
アンケートの回収率向上なども期待できる「料金受取人払い」ですが、どのような利用条件があるのでしょうか。
今回は表示方法や手数料などもあわせてご紹介いたします。
料金受取人払いとは
料金受取人払いとは、事前申請をした上で封筒やはがきに「料金受取人払い」の表示をすることで、返信する際に差出人側が切手を貼ったり料金を負担することなく返送することができるというサービスです。
・アンケート調査
・通販などの申込書
・サービスなどの入会登録や会員情報の変更
など、会員や顧客に対して返信を求める場面で利用されるケースが多いです。
利用条件と表示方法
料金受取人払いの利用には以下のような条件があります。
・100枚以上発送すること
・郵便局からの事前承認を受けていること
・差出有効期間が2年以内であること
・住所、社名、カスタマーバーコードを印字すること
・郵便物、荷物の種類に応じた大きさの封筒・郵便はがきを使用すること
(用紙を使用する場合は長辺10cm~14cm、短辺8cm~12cm)
・所定の表示(下図)を、青・緑・黒のいずれかで印刷すること


利用の流れ
料金受取人払いを利用するには、郵便局への事前申請が必要です。
料金受取人払承認請求書を記入し、封筒やはがきなどの印刷見本とあわせて郵便局へ持参します。
※後納の場合は別途申請が必要になります。
詳しくはこちら:料金別納と料金後納の違いと利用手順
※以下から料金受取人払承認請求書のWordファイルをダウンロードできます。
料金受取人払|日本郵便株式会社
その後、郵便局から承認番号、整理番号が付与され、正式に承認がおりれば申請完了です。
利用料金
郵便物・荷物1通(個)につき、基本の郵便料金に加えて下記の手数料がかかりますが、支払いは返信を受け取った分だけで良いのでコスト削減にもつながります。
例えば、1,000通のアンケートを配布し500通の返信があった場合、返信にかかる費用は(返信分の郵便料金+手数料)500通分となります。
種類 | 1通(個)あたりの手数料 |
(1) 料金後納とするもので、かつ、郵便私書箱に配達するもの | 10円 |
(2) 料金後納とするもの | 15円 |
(3) 郵便私書箱に配達するもの | 15円 |
(4) 上記(1)から(3)までのもの以外のもの | 21円 |
返信があった場合の費用の支払い方法は、
・配達ごとの現金払い
・料金後納払い
から選ぶことができます。
配達の都度支払う場合は上図(4)、料金後納の場合は(1)もしくは(2)の手数料が適用されます。
料金後納については以下記事もご参照ください。
また、(1)(3)に記載されている「郵便私書箱」とは、申請をすれば無料で利用できる郵便局内に設置された私書箱のことです。
しかし、「郵便物などの配達をほとんど毎日受ける」「6か月以上利用する」などの条件があったり、都市部では空いている私書箱がないというケースもあるので注意が必要です。
着払いとどう違う?
「料金受取人払い」は差出人が郵便料金を負担しなくてよいという点では「着払い」と似ていますが、郵便物の種類や事前申請の有無、差出部数などの違いがあります。
料金受取人払い | 着払い | |
事前申請 | 必要 | 不要 (事前に荷物の受取先に承認を得てください) |
最低差出通数 | 100通(個)~ | 1個~ |
郵便物の種類 | 手紙(定形郵便物・定形外郵便物)、 郵便はがき、ゆうメール、 心身障がい者用ゆうメール、ゆうパケット | ゆうパック、重量ゆうパック、点字ゆうパック、 聴覚障がい者用ゆうパック、ゆうパケット、 ゆうメール、心身障がい者用ゆうメール |
手数料 | 種類によって10円~21円 | 種類によって10円~21円 ※ ゆうパックは手数料無料 |
まとめ
今回は、料金受取人払いについてご紹介しました。
事前申請や正しい表示が必要になりますが、うまく活用することで、会員や顧客に対する印象アップやアンケート回収率の向上にもつながるかもしれません。
郵便物や郵便局によって利用条件等が異なる場合がありますので、詳しくはお近くの郵便局に確認してみてください。
