2021年11月8日
誌面の印象をガラッと変える、3つのポイント
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さまざまな記事を掲載する機関誌や広報誌。記事が多いとどうしても同じような誌面が続いてしまったり、単調になってしまいます。
読者を飽きさせないためにも、コーナーごとに誌面に変化を持たせたり、読者が読みやすいように工夫することが大切です。
そこで今回は、誌面の印象を変える3つのポイントを紹介します。
イニシャルキャップ
段落の先頭に、大きな文字を使って読者の目を引くレイアウト手法のことを「イニシャルキャップ」といいます。
先頭の文字を大きくすることで、新しい段落の始まりを強調できます。
コラムやニュースなどのコーナーで使うと、誌面に変化がつき、読者の視線を引き付ける効果があります。
イニシャルキャップには、ドロップキャップ、ハンギングキャップ、レイズドキャップなどの種類があります。
囲み記事
「囲み記事」とは誌面の一部に、本文と別の記事や関連する記事をケイで囲んで配置したものです。「囲みもの」や「箱もの」ともいいます。
記事をケイで囲むと、誌面にメリハリがつき、本文と関連記事の区別がはっきりするため、誌面レイアウトをする上でとても便利です。
また、ケイの使い方次第でも誌面の印象が変わってきます。
角を丸くするとソフトな印象になりますし、四角くすると誌面にメリハリがつきます。
ケイを破線にしたり、太さを変えたりしても印象が変わるので、誌面に合わせて試してみてください。
誌面を整える
ページごとに変化をつけるだけでなく、基本的な誌面設計を整えることも忘れてはいけない重要なポイントです。
デザインのメリハリは大切ですが、ページによって文字サイズや行間まで変えてしまうと、落ち着きがなくバラバラとした印象の誌面になってしまいます。
行間や文字サイズ、段組みなど、誌面の体裁を見直すことで、ぐっと見やすい誌面へと生まれ変わります。
段組みや文字サイズなど、基本的な誌面設計についてはこちらもご参照ください。
参考:機関誌・広報誌・社内報における誌面作りの基本
読みやすい文字組みとは?押さえておきたい3つの基本
まとめ
今回は誌面の印象を変えるためにできる、簡単なポイントをご紹介しました。
基本的な誌面構成を整え、そこからさらにメリハリをつけることで読者が読みやすいと感じる機関誌になります。
ぜひ試してみてください!