2024年5月13日

PowerPointで動画作成!音声の埋め込みやスライドショーの録画方法とは

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

PowerPointで動画を作成する方法

動画は視聴者の理解度を高めるツールとして、販促や研修、採用ツールなどさまざまな用途で活用されています。動画の需要が高まる中、専門知識がなくても動画作成ができる編集ソフトも数多くリリースされていますが、実はPowerPointでも動画が作成できることをご存知ですか?

PowerPointを活用することで、作成した資料をそのまま動画形式に変換したり、アニメーションやテロップを組み込んだクオリティの高い動画も作成することができます。

PowerPointを使用して動画を作成する方法は、大きく3つあります。

①PowerPointをそのまま動画形式で保存する
②スライドショー使って動画を作成する
③PowerPoint内に動画を埋め込む

今回はこれらの3つの方法について、順番にご紹介していきます。

【動画作成の前に】PowerPointに音声ファイルを埋め込む方法

動画にナレーションやBGM、効果音を入れることによって、伝達力が向上し、視聴者の印象に残りやすくなります。そこで、まずはPowerPointで動画を作成するにあたって、PowerPoint上にBGMや効果音などの音声ファイルを埋め込む方法をご紹介していきます。

1. 「挿入」→「メディア」→「オーディオ」

まずはじめに、音声を入れたいスライドを選択し、「挿入」タブから「メディア」をクリック、「オーディオ」を選択します。 PC上に保存されている音声ファイルを使用する場合には「このコンピューター上のオーディオ」を選択しましょう。

PPT音声埋め込み方法

2.PC上から埋め込みたい音声ファイルを選択

「オーディオの挿入」というダイアログが表示されるので、埋め込みたい音声ファイルを選択して「挿入」ボタンをクリックします。これで音声ファイルの埋め込みは完了です。

PPT音声埋め込み方法

PowerPoint上に音声ファイルが埋め込まれると、サウンドのアイコンが表示されますが、アイコンの位置や大きさは、図形などと同様に自由に変えることができます。この後の設定でアイコンを非表示にすることも可能です。

PPT音声埋め込み方法

3.スライドの内容に合わせて音声ファイルを編集

サウンドアイコンをクリックすると「再生」タブが表示されます。「再生」タブからは、音声ファイルのトリミングや繰り返し再生などの設定が可能です。「スライド切り替え後も再生」と「停止するまで繰り返す」にチェックを入れると、スライド全体を通して一つのBGMを流し続けることもできます。

PPT音声編集方法

▼ナレーションやBGMについては以下の記事で詳しくご紹介しています。

無料で使える!音声読み上げソフト10選
動画のクオリティを上げる!ナレーション制作会社6選
商用利用OK!無料でも使えるBGM素材サイト10選

その場で音声を録音することも可能

PCに内蔵されているマイクや外付けのマイクを使えば、その場で直接音声を録音することもできます。その場で録音する場合は、「挿入」タブ→「メディア」→「オーディオ」から「オーディオの録音」を選択しましょう。

PPT音声録音方法

「オーディオの録音」をクリックすると、以下のように「サウンドの録音」というダイアログが表示されます。赤いボタンを押すと録音が始まり、四角いボタンで録音停止、三角のボタンで録音した音声を再生することができます。

サウンドの名前を付けて「OK」ボタンを押せば、PowerPoint上に先ほど録音した音声ファイルが埋め込まれます。あとは先ほどご紹介した方法で音声ファイルの編集や設定を行いましょう。

PPT音声録音方法
マニュアル作成や取扱説明書の作成ならマニュアル制作.com

①PowerPointをそのまま動画形式で保存する

ここからは、PowerPointで作成したスライドをそのまま動画にする方法をご紹介します。作成したスライドを動画形式で保存することで、スライドが自動で動いているような動画を作成することができます。

1.スライドを作成

まずは通常どおりにスライドを作成し、必要に応じてアニメーションや画面の切替を設定します。

スライドの枚数が多いときは、スライドマスターを使って編集するのがおすすめです。スライドマスターの設定方法については、以下の記事を参考にしてみてください。

2.「ファイル」→「エクスポート」→「ビデオの作成」

スライドが完成したら、左上の「ファイル」タブをクリックし、「エクスポート」から「ビデオの作成」を選択します。

PPT動画保存方法

3.動画サイズと各スライドの所要時間を設定

「ビデオの作成」から、動画のサイズと各スライドの所要時間を設定します。

動画のサイズは

・Ultra HD(4K) 3840×2160
・フルHD(1080p) 1920×1080
・HD(720p) 1280×720
・標準(480p) 852×480

から選択することができます。

デフォルトでは「フルHD」になっていますが、高画質になればなるほどファイルの容量も大きくなるため、動画の長さや用途に合わせて選択しましょう。

動画ファイルのサイズと各スライドの所要時間を設定したら、「ビデオの作成」ボタンをクリックします。最後に動画の保存先を選択すれば保存完了です。

PPT動画保存方法

②スライドショーを使って動画を作成する

続いて、PowerPointのスライドショー機能を使った動画の作成手順をご紹介します。

1.スライドを作成

こちらもまずは、通常どおりPowerPointでスライドを作成していきます。

2.スライドショーを録画

スライドが完成したら「スライドショー」タブから「録画」をクリックし、「先頭から」を選択します。「記録」タブからでも録画可能です。

PPTスライドショー録画方法

以下のような録画画面に移動し、画面下半分に現在表示されているスライドが表示されます。ノート機能を使用している場合は、ノートに入力しているテキストがその上に表示されます。赤いボタンを押すとカウントダウンが始まり、スライドショーの録画が開始します。

カメラとマイクのアイコンをクリックすると、カメラとマイクのON/OFFが切り替わります。発表者の様子をカメラで映してスライドと一緒に録画したり、説明している音声を録音することもできるので、セミナーや講演会の録画としても活用できます。

PPTスライドショー録画方法

録画画面の下部からは、カメラをオンにした際の背景設定や、画面の表示レイアウトを変更することができます。スライドショーの中でマウスポインターやペンを使うこともでき、それらの動きもあわせて録画されます。

PPTスライドショー録画方法

3.録画したスライドショーを保存

スライドショーが終了すると、録画も終了します。録画終了後に以下の画面が表示されるので、「エクスポート」ボタンもしくは画面をクリックしてください。

PPTスライドショー録画方法

エクスポートの設定画面が表示されるので「参照」から保存先を選択し、ファイル名を設定して保存します。「エクスポートのカスタマイズ」をクリックすると先ほどと同じように動画のサイズを変更することができます。

PPTスライドショー録画方法

③PowerPointに動画を埋め込む

PowerPointに動画を埋め込んで、動画にテキストや図形を追加することも可能です。

まず、動画を埋め込みたいスライドを選択し、「挿入」タブ→「メディア」→「ビデオ」をクリックします。「このデバイス」からはPC上に保存されている動画、「ストックビデオ」からはMicrosoft上で提供されている動画、「オンラインビデオ」からはYouTubeなどのオンライン上の動画を追加することができます。

PPT動画埋め込み方法

ファイルから動画を選択したら、埋め込み完了です。

PPT動画埋め込み方法

動画を埋め込んだら、あとは通常のスライド作成時と同様に、テキストや図形などを追加することができます。BGMや効果音を追加したり、字幕をつけることも可能です。

PPT動画埋め込み方法

埋め込んだ動画の編集が完成したら、最後にPowerPointを動画ファイルとして保存しましょう。

まとめ

今回は、PowerPointを使って動画を作成する方法をご紹介しました。

PowerPointはスライド作成用のソフトではありますが、セミナー用の動画やアニメーション動画など、さまざまな種類の動画を作成することも可能です。

PowerPointを使い慣れていれば比較的簡単に作成できるので、「専用の動画制作ソフトは難しそう」「新しくソフトを導入するのはハードルが高い」と感じている方は、ぜひ一度試してみてもいいかもしれません。

動画制作ソフトを使って、よりクオリティの高い動画を作成したいという方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

マニュアル作成や取扱説明書の作成ならマニュアル制作.com