2024年11月13日
誌面作りの参考にしたい!機関誌・広報メディアまとめサイト5選
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広報誌や機関誌制作において、読者の関心を引く企画立案に頭を悩ませたり、見やすい誌面作りに苦労されている方も多いのではないでしょうか?
「レイアウトやデザインをもっと工夫したいけれど、具体的なイメージが湧かない…」
「新しいアイデアが浮かばない…」
そんなときは、他の広報誌や機関誌を参考にするのもおすすめです。
他の広報誌や機関誌を見ることで、誌面の構成や企画の方向性について、新たな発見が得られるかもしれません。
しかし、「他の広報誌や機関誌を参考にしたい」と思っても、広報誌や機関誌は限られた読者に向けて発行されているものも多く、実際に手に取って読める機会が少ないこともあります。
そこで今回は、広報誌や機関誌などの広報メディアがまとめられているポータルサイトを5つご紹介いたします。誌面デザインの参考としてはもちろん、Webでの情報発信にも活用できるかもしれません。
▼広報誌のWeb化や電子書籍については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
・デジタル化した広報誌を上手に発信!読まれるための3つのポイントとは?
・今さら聞けないEPUBの基本!リフロー型とフィックス型、PDFとの違いとは?
機関誌・広報メディアまとめサイト5選
①マイ広報紙
「マイ広報紙」は、全国の自治体や官公庁が発行している広報誌を記事ごとにデータ化し、インターネット上で無料公開しているポータルサイトです。パソコンやスマートフォンから、全国の自治体の広報誌を誰でも簡単に閲覧することができます。
広報誌は発行号ごとにPDFでまとめて読めるほか、記事ごとにページが分けられているため、気になるトピックを探して読むことも可能です。
また、サイト内検索機能を使えば、キーワードやカテゴリごとに関連記事が一覧で表示され、読みたい記事をまとめて読むことができます。
人気のある記事や広報誌を確認できる週間アクセス数ランキングもあるため、よく読まれている記事や人気コンテンツをチェックするのにも役立ちます。
サイト名 | マイ広報紙 |
URL | https://mykoho.jp/ |
運営 | 一般社団法人オープン・コーポレイツ・ジャパン |
②マチイロ
「マチイロ」は、全国の自治体が発行している広報誌や行政情報、イベント情報などを手軽に見ることができるアプリです。
約900の自治体が導入しており、住んでいる地域の新着情報を受け取ることができるほか、全国各地の広報誌も自由に読むことができます。
気になる広報誌や興味のあるカテゴリをお気に入りに登録すれば、自分に合わせた情報が届き、新着情報をプッシュ通知で受け取ることも可能です。
また、PCやスマホのブラウザから電子書籍として閲覧できるだけでなく、アプリをダウンロードすれば最新号の発行通知が届くほか、過去のバックナンバーも読むことができます。
サイト名 | マチイロ |
URL | https://machiiro.town/ |
運営 | 株式会社ジチタイワークス |
③キカンシネット
「キカンシネット」は、機関誌を専門に紹介するポータルサイトで、学会や協会、研究機関、非営利組織をはじめとした団体・協会が発行している機関誌・広報誌がまとめられています。
サイト内検索機能を使って、機関誌名や発行元、キーワードから気になる機関誌を簡単に見つけることができます。
また、各機関誌の個別ページでは、機関誌の誌面画像や概要のほか、ページ数などの仕様、発行回数、購読料などの情報も掲載されています。
機関誌は会員向けに配布される冊子という性質上、内容をすべて閲覧することはできませんが、気になる業界・分野がどのような機関誌を発行しているか、新しい発見があるかもしれません。
サイト名 | キカンシネット |
URL | https://www.kikanshinet.jp/ |
運営 | 第一資料印刷株式会社 |
④TAMA ebooks
「TAMA ebooks」は、東京都多摩地域の広報情報を発信しているポータルサイトです。
多摩地域に特化した情報が掲載されており、広報誌を電子書籍で読むことができるほか、観光ガイドやイベントブック、採用パンフレットなど、多摩地域の広報にまつわる情報を閲覧することが可能です。
現在は全国版の関連サイトもあり、多摩地域の情報に加え、全国27道府県の広報メディアを電子書籍で読むことができます。
サイト名 | TAMA ebooks |
URL | https://www.tama-ebooks.jp/ |
運営 | 株式会社ニシカワ |
⑤都道府県市区町村の公式メディア
都道府県市区町村の基本データや人口、面積、人口密度など、さまざまなデータがまとめられているサイトです。こちらのサイトでは、各自治体の公式Webサイトや広報メディアも掲載されています。
広報誌だけでなく、Facebook、Instagram、YouTubeなど、各自治体が利用している広報媒体が一覧表にまとめられており、どの自治体がどの媒体を使って情報発信をしているのかを一目で確認することができます。
こちらのサイト内で広報誌の内容を読むことはできませんが、一覧の中から気になった広報メディアをクリックすれば、各自治体のサイトにアクセスすることができます。
サイト名 | 都道府県市区町村の公式メディア |
URL | https://uub.jp/opm/ |
運営 | 複数のユーザーにより運営 |
【番外編】東京観光デジタルパンフレットギャラリー
「東京観光デジタルパンフレットギャラリー」は、広報誌ではありませんが、東京都内の観光パンフレットが多数まとめられているサイトです。
自治体が発行しているものから出版社が発行しているものまで、さまざまなパンフレットの電子書籍を無料で閲覧することができます。
観光パンフレットはデザインに力を入れているものが多く、写真の使い方や誌面デザインの参考になるかもしれません。
サイト名 | 東京観光デジタルパンフレットギャラリー |
URL | https://www.gotokyo.org/book/ |
運営 | 公益財団法人東京観光財団 |
まとめ
今回は、自治体や団体が発行している広報誌・機関誌を閲覧できるポータルサイトをご紹介しました。
他の広報誌や機関誌を参考にすることで、レイアウトやデザインのアイデアが広がり、新たな発見が得られることもあります。制作会社にイメージを伝える際にも役立つでしょう。
また、ポータルサイトは閲覧するだけでなく、実際に自団体の広報誌・機関誌を掲載して情報発信の場としても活用できます。ぜひ参考にしてみてください。