2025年9月25日
記事作成を効率化!編集業務の外部委託に使いたいアウトソーシング・クラウドソーシング5選
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広報誌や社内報、機関誌、Webサイトなどのコンテンツ制作に欠かせない記事づくり。
しかし、取材した内容をもとにゼロから記事を構成したり、膨大な資料を整理・編集したりと、記事作成には多くの時間と労力が必要ですよね。
「自分で記事を書くのは大変……」
「外部のライターに頼みたいけれど、どこに相談すればいいのかわからない……」
そんなお悩みを抱えている方も少なくないかと思いますが、そんなときに活用したいのが「アウトソーシング」と「クラウドソーシング」です。
ここでは、「アウトソーシング」「クラウドソーシング」について、それぞれの特徴を整理し、さらに編集業務を外部委託する際に活用できる便利なサービスをご紹介します。
アウトソーシングとは
アウトソーシングとは、自社の業務の一部を外部の専門企業に委託することを指します。これによって、企業は本来やるべきコア業務に専念できるようになり、業務効率の向上や専門性の強化、人件費の削減といったメリットを得ることができます。
アウトソーシングは、経理や総務、カスタマーサポートといったバックオフィス業務で広く利用されていますが、広報誌や機関誌の制作をはじめとした編集業務においても、取材・編集・校正といった業務をアウトソーシングすることが可能です。
専門企業に委託するため、直接コミュニケーションがとりやすく、高品質な成果物を期待できる点が魅力ですが、クラウドソーシングに比べると、ややコストが高めになる傾向があります。
▼アウトソーシングのメリットとデメリットについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。
クラウドソーシングとは
クラウドソーシングとは、「crowd(群衆)」と「sourcing(委託)」を組み合わせた言葉で、企業がインターネットを介して不特定多数の人々に仕事を発注する仕組みです。
企業は専用のクラウドソーシングサイトを利用して、登録されているライターやフリーランスに業務を依頼できます。ライティングや編集をはじめ、デザインやシステム開発など幅広い案件に対応しているのが特長です。
比較的低コストで依頼でき、副業ライターやフリーランスが多数登録しているため、スピーディーに人材を見つけやすいのも魅力ですが、属人的な作業になるため、担当者によって対応や品質に大きな差が出たり、イレギュラーな事態が発生した場合に進行が滞る可能性がある点に注意が必要です。
編集業務の外部委託に便利なサービス5選
1.Edit Partners

URL:https://www.edit-partners.jp/
Edit Partnersは、広報誌や機関誌などの編集担当者が抱える「リソース不足」を解消するための、編集業務に特化したアウトソーシングサービスです。
ライティング・取材・記事作成・写真撮影などの専門業務から、取材依頼や著者校正対応、表記統一といった定型的な作業まで、編集に関するあらゆる業務に対応しています。
特長は、必要な業務だけをピンポイントで依頼できるという自由度の高さです。例えば「この記事だけ外注したい」「取材だけ任せたい」といった柔軟な発注が可能で、外注と内製のバランスを取りながら、無理なくリソース不足を補いたいという方におすすめです。

2.クラウドワークス

URL:https://crowdworks.jp/static/lp/writing_01/
クラウドワークスは、72万社以上の企業が利用する日本最大級のクラウドソーシングサイトです。
サイト上で仕事内容や予算感などを提示して募集をかけると、ライターから提案や見積もりが届き、条件に合う相手を選んで依頼できます。
登録しているライターは20万人以上と業界の中でも最大級のため、専門性の高いライティングから短納期のライティングまで柔軟に対応できるライターを見つけやすいのが特長です。
3.ランサーズ

URL:https://hosting.lancers.jp/lp/writing/
ランサーズは、依頼実績が200万件を超える国内有数のクラウドソーシングサイトです。ライターの募集をかけると複数のライターから提案が届き、その中から条件に合った人材を選んで発注することができます。
また、ランサーズ独自の認定ランサー制度によって、業績や評価が一定基準を満たしたライターを見極めやすく、品質面で安心して依頼しやすいのもポイントです。初めてクラウドソーシングを利用する方でも、安心して利用しやすいでしょう。
4.EDILENT

URL:https://edilent-client.biz-samurai.com/index.html
EDILENTは、編集者・ライター専門の仕事マッチングプラットフォームです。
一般的なクラウドソーシングよりも編集・ライティングに特化しており、専門的な分野やニッチなテーマでも対応可能な人材を探しやすいのが特長です。
ライターの職歴や保有資格、得意分野などから検索できるため、記事の内容に最適なライターを効率的に見つけることができます。
5.ミライトマッチ

ミライトマッチは、ライターやディレクターなどのライティング人材に特化したフリーランスの紹介サービスです。
3,000名以上のライターが登録しており、IT・法律・医療・福祉など、専門性の高い分野の記事作成も依頼しやすいのが特長です。
検索機能でライターを探せるだけでなく、専任コンシェルジュが最適なライターを提案してくれるため、初めて外注する方でも利用しやすいでしょう。
まとめ
今回は、編集業務を外部に委託する際に役立つ、便利なサービスをご紹介しました。
ライターを見つける手段は多岐にわたりますが、依頼内容や重視するポイント(コスト・品質・納期など)によって、最適なサービスは異なります。特に、クラウドソーシングを利用する際は、登録ライターの評価や実績、口コミを必ず確認し、信頼できる相手を選ぶことが大切です。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解したうえで、ぜひ最適なサービスを検討してみてください。
